WordPress使いは、はてなブログProにアップグレードするべきか?
おかげさまで読者の方も増えて、それなりにアクセスが来るようになりました。
いろんな所に、『Proにアップグレード』という表示がされているので、Proにアップグレードしようか、迷っています。
はてなブログオンリーの方であれば、最初からProにする、というのも選択肢だと思いますが、私は先にWordPressの方を始めてます。WordPressも一緒にやっているからこその、はてなブログProを使うべきかの悩みが出てきます。
1日400PVアクセスがくるようになったら、Proの利用料がペイできる。
Google AdSenseのクリック率は0.5%くらいだと聞いてます。つまり、200PVで1回クリックされるという計算です。
クリック単価は少なく見積もって10円としましょう。はてなブログProの月額利用料600円をまかなうには、60回クリックしてもらわないといけません。1日あたり2回クリックです。
そうしますと、1日あたり400PVが必要となります。
もっとも、Google AdSenseのクリック単価は変動しますので、厳しく見積もった場合の話です。
分かってきたWordPressと、はてなブログProの違い
だんだん、両者の違いも分かってきました。ひとくくりにブログと言ってしまうと、WordPressとはてなブログは一緒なのですが、微妙な違いがあります。
WordPressは情報サイトに近い位置付けになります。自分の好きなようにサイトをデザインすることができますので、オリジナルティを出してじわじわくるようなコンテンツの作成に向いています。
一方で、はてなブログはSNSに近い位置付けになります。はてなブックマークや読者になる機能、はてなブログ自体に備わっている機能で、コミュニティに拡散することができます。以上のことから、どちらかといえば旬なトピックなどのコンテンツの作成が向いています。
はてなブログの位置付け
そうなりますと、WordPressをやっている私にとってのはてなブログの位置付けは、はてなならではのコミュニティを築くのが目的である、と思っています。その位置付けでいくと、1日のアクセスが400PV以上になる、というのが今のところ、あまり想像がつきません。そうすると、当面は無料版で十分、ということになってしまうのです。
ただ、読者の方が100人以上、1日のアクセスが200PV以上になったら、多少は赤字になっても試しでProをやってみようかな、とも思っています。
Google AdSenseの「自分のサイトのみ広告を許可」で気をつけること
もう一つ、失敗に気がつきました。
Google AdSenseのページビューの数を見ていると、やけに少ないのです。おかしいとは思っていたのですが、ずっと放置してました。調べた結果、分かりづらかった部分があったので、書いておきます。
目次
自分のサイトのみ広告を許可する設定について
今回、新しくブログを1個追加しましたので、「自分のサイトのみ広告を許可」の設定でそのブログを追加することにしました。
この設定は、悪意のあるユーザーに勝手に自分のAdSenseの広告コードが使われることを防ぐためのものです。そのため、どのサイトならば広告を許可するのか、URLを設定する必要があります。
すると、「未申請」というタブがあり、ここに(1)と表示されていることに気がつきました。「ん?」と思って見てみると、すでに広告を設置しているサイトのURLが表示されています。
ここで気がつきました。今まで、広告は設置していたものの、許可設定がもれていたのでカウントされていなかったのです。
許可設定をせずに広告を設定しても、広告は表示される
まず、許可設定がもれていたのは、私の勘違いでした。てっきり、最初にGoogle AdSenseを申請したサイトはここでの許可設定は不要と思っていたのですが、すべてのサイトのURLの許可設定が必要なようでした。
また、許可設定がされていなくても、広告自体は表示されるようです。そのために、許可設定に不備があることに気づくのが遅れてしまいました。
「許可」って言葉が勘違いしやすいですが、広告が表示される分にはGoogle的にはむしろ望ましいことなので許可してないサイトが表示してても特に制限していないのかもしれません。お金を払わない、というだけで。
許可設定を忘れていたブログは、特にトレンドを追っかけるようなブログではなく、息の長い記事ばかり書いている類のものですので、特に大きなダメージはなく、これから気をつけることにしました。
長すぎるシリーズ記事はよくない
アクセス解析してみて、やっちまったことに気づきました。
目次
大長編になってしまったシリーズ記事
こちらのブログでは、ブログ初心者向けに26個にもわたるシリーズ記事で、サーバーの立て方からブログを立ち上げるまで、ステップバイステップで説明しています。
こちらのブログでは、自転車初心者向けに18個にもわたるシリーズ記事で、自転車の特徴の説明から、自転車の選び方の説明をしています。
ここまで書けばお分かりだと思いますが、いくらなんでも長すぎました。
アクセス解析した結果、これらの大長編のシリーズ記事を最初から最後まで読んでいる人などいないことが分かりました。
序盤での離脱者がほとんどです。これではシリーズ記事の意味がないといっても過言ではありません。
なぜ、こうなってしまったのか
ブログにはキラーコンテンツが必要だと思ったからです。
当初はブログの幹となる一連の記事をつくってから枝葉のように補足の記事をつくる予定でした。そのためには、初心者の人が達成できるようなゴールを設定するのが、よいかと考えて、私の中のすべてのノウハウを叩き込んでしまいました。
今思うと、必要なシリーズ記事を好きなところから選んで読めるような設計にしとけばよかったかもしれません。
続きを読んでもらえるのは多くとも3、4記事まで
アクセス解析した結果、だいたい3、4記事読んで、力尽きている人が多いようです。それ以上は、終わりなき旅をさせられている感じでつらいのでしょう。
カテゴリーで細かく区切っていくのもいいかもしれませんが、再設計を検討しています。
カスタムURLを直したら半日でGoogleの検索結果に反映された
カスタムURLの設定し忘れは、おそらく悩んでいる人が多いと思いますので書いておきます。
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また、カスタムURLを設定し忘れた
この記事で反省していたのにも関わらず、カスタムURLを設定せずに記事を公開してしまいました。
【反省】この記事からカスタムURLを使うようにします - ゴン太の考え。
結果、意図せずデフォルトのURLでインデックスが登録されてしまい、Googleの検索結果に表示するようになってしまいました。
あわてて、カスタムURLを設定しなおしたのですが、すぐにはGoogleの検索結果に反映されずリンクを押すと、「ページが見つかりません」が返ってきてしまいます。
半日経ったら、直したカスタムURLが反映された
カスタムURLは一度設定したら変えない、というのが定説です。
それなりにアクセスを集めている記事だったので元に戻すか迷ったのですが、実験だと思ってカスタムURLを直したままで放置することにしました。しばらく、Googleの検索結果から飛んでも、「ページが見つかりません」になってしまいますが気にしません。
しばらく経って半日ほど経ったら、Googleの検索結果に直したURLが反映されるようになりました!よかった!
今回の条件
たぶん、条件にもよると思いますので今回の条件を書いておきます。
ブログは1日平均50PVほどのアクセスです。間違ったURLで検索結果に出るようになってしまいますたが、カスタムURLはすぐに直しました。それまでに新しい記事に約20アクセスほどあったようです。
カスタムURLを設定し忘れたときに、どうするか悩んでいる方の参考になれば幸いです。少なくとも、すぐに気がついたならカスタムURLを直してしまってよいということでしょう。
サブドメインとサブディレクトリのSEO対決で感じた疑問
サブディレクトリにブログをつくった方がSEO的には有利とする記事が多いようですが、これはちょっと疑問です。少なくとも、私は理解できませんでした。
※ 単に私の知識が足りていないだけかもしれませんので、詳しい方がいらっしゃいましたら、フォローをお願いたします。
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本当にメインサイトからページランクを渡せるのか
その強い根拠となっているのが、ページランクの強いメインサイトがあった場合に、サブディレクトリにページランクを渡せる、というものです。いろんな人が書いているのですが、どなたも根拠を書いていません。
勝手に根拠を推測すると、こんなことを言っているのかな?と思います。下記のようなURLにページランクの高いサイトがあったとします。
www.hogehoge.com
サブディレクトリにブログがあったとします。
www.hogehoge.com/blog
この場合、サブディレクトリのブログへのリンクは相対パスになるので、サブディレクトリのブログをメインサイトの一部だとGoogleをだますことができる、というものです。
間違っているかもしれませんが、概ねこんな感じではないかと推測します。
サイトマップを渡しているのに、成り立つのか?
ここで突っ込みたいのは、いやいやサブディレクトリにつくったブログもサイトマップをGoogleさんに渡しているじゃないですか。ということです。つまり、サブディレクトリにつくったブログも独立したサイトとして、Googleに認識させているわけです。
どの範囲がサイトなのか、という情報を渡している以上、Googleは正確に認識できる材料を持っているのです。たとえ、今は変わった挙動があったとしても、いずれにしても時間が経てば、サブドメインとサブディレクトリで差がでるようなことはなくなると思います。
他に理由があるのか?
あるいは、上記が私の考えすぎで、メインサイトからサブディレクトリへのリンクはページランクを渡せるようにすべき、何か必然的な理由があるのかもしれません。
でも、小一時間考えましたが、どうしても思いつきませんでした。何なんでしょうね。
いずれにしても、あまり悩む必要もないレベルの話なのでしょう。
ブログづくりで感じた、認知度が生み出す競争力
ブログの初心者ならではの感覚だと思うので、新鮮な気持ちが無くなる前に書いておきます。
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検索結果の1ページ目にのった!
先週、とある記事が意図せずアクセスを集めました。
試しに多くの人がよく使われるであろうキーワードで検索してみると、Googleの検索結果の1ページ目に私の記事が表示されているのです。そこまでニッチなトピックでもありません。
「これはすごい、どのくらいアクセスが伸びるんだろう。」と思って1日のアクセス数を観察したのですが、結果は200PVでした。
さて、これは多いでしょうか、少ないでしょうか?
私はとても少ないと思いました。検索結果の1ページ目に表示されるサイトなんて、それこそ1日何千、何万とPVを稼いでいるのかと思っていました。
初心者なので、この勘違いはご容赦ください。
1位と10位の差は大きい
想像になってしまいますが、おそらくは1位のサイトは相当アクセスを稼いでいるのだと思います。10位にはほんの少ししか、恩恵は受けられないのです。
ユーザー視点で考えると、納得がいきます。検索して、まずトップの記事から読んでいくはずです。それで満足したら、その先のサイトは見ません。不満足だったときに限り次のサイトを見ます。その繰り返しだと思います。このプロセスを考えると、1位と10位の間には見た目以上の大きな隔たりがあるのです。
認知度が持つ競争力は大きい
これは製品・サービスでも同じことが言えると思います。
製品・サービスの認知度が持つ競争力は大きいと言えます。言葉にすると、至極当たり前のことになってしまうのですが、認知度1位の企業を追い抜かすことは容易ではありません。少なくとも、似たようなことをやってたのでは、とうていムリでしょう。
そして、ユーザーがどうやって製品・サービスのことを知るかといえば、やはり検索して調べているのです。まず、目にするのは認知度1位の製品・サービスで基本はやはり順番に見ていくと思います。
たとえば、xxxとか、仕組みはソフトで実現してるんだから、がんばれば真似できちゃうでしょ?技術的に難しいことなんて何もないじゃん!って言う人がいるかもしれませんが、これは違うと思います。すでに、このビジネスモデル、このサービスといったらxxxというのが、検索結果に如実に現れるからです。これが言葉だけで理解するよりも相当にでかかった、というのが一番言いたかった点です。
WEB系のサービスをバリバリやっている企業なら至極当たり前のことかもしれませんが、ブログ初心者の私には、なるほど!と思ったのでした。
会議室で「そんなアイディア、出しても競合にすぐ真似されちゃうでしょ!真似されたらどうするの?」って議論ばかりして前に進んでいないところは気をつけたほうがいいのかもしれません。
【反省】この記事からカスタムURLを使うようにします
デフォルトだと、はてなブログの記事は下記のようになっています。
entry/2015/12/29/143051
はてなブログは雑記ブログにするつもりだったので、URLなど気にしない予定でした。それこそ、カスタムURLを気にする暇があったら、ブログを書こうと思ってたのです。
ところが、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールで上記のURLだけ見ても何もわからないことに気がついたので、カスタムURLを使う事に決めました。
SEO対策的にはどれだけ効果があるのか分かりません。立ち上げたばかりのWordPressのブログではパーマリンク設定をしてるのですが、デフォルトのカスタムURL設定のままのはてなブログで書いた記事の方が圧倒的に検索上位に来てしまいます。別の要因の方が大きいということなのでしょう。
すでにアクセスを集めている記事のURLは変えない
こうなると、今までの記事のURLも整理したいところですが、一部の記事がすでにアクセスを集めている状況なので、それらの記事のカスタムURLは変えないことにしました。
Googleの検索結果からリンク切れを起こす可能性があるからです。
どうやって移行すべきか
記事のアクセス頻度が落ちてきたらカスタムURLを整理する予定です。
投稿しなおして「こちらへ移動しました」って、リンクをつけるのもいいかもしれませんが、アクセス解析をみるかぎりでは内部リンクであっても、ほとんどの人がなかなかリンクを踏むのには躊躇するみたいですね。リンクで別の場所に誘導することで、実験的にどのくらいアクセスが落ちるか、試しているのも面白いと思ったのですが、やめることにしました。
WordPressでパーマリンク設定は大事だと認識していたのに、はてなブログでは設定をしていなかったことがちょっとだけ悔しいです。反省。