システムアーキテクト試験、不合格でした
10月に受験したシステムアーキテクト試験ですが、残念ながら不合格でした。
論文まで書ききったので、結構自身はあったのですが、午後1で60点に届かず、午後2は採点されずに不合格になりました。
ただし、手応えを感じた部分はあります。
目次
論文系は受け続ければ、いつかは合格しそう
希望的観測も含まれているのですが、ネットワークスペシャリストなどの知識を問われる試験区分と違い、今回受験したシステムアーキテクトやプロジェクトマネージャーなどの論文試験は、受けていればいつかは合格しそうな気がします。試験自体が模試代わりになっているし、その間に自分も経験を積んでいるからです。
試験を受けた後にすぐに振り返るのが大事で、自分が書いた論文の内容はすぐに次の試験に向けて、Evernoteに書いておきました。
試験を受け続けるモチベーションを保つ方が大事かもしれません。
論述式の試験は、キャリアのたな卸しにもなるので、試験以外にも必ず役に立つと思います。年に数回たな卸しすると割り切って、合格したらもうけもん、くらいに考えるのがいいかもしれません。
午後1の組み込み系の問題に苦手意識を持ってはいけない
今回はヤマをかけて組み込み系の午後1の問題は勉強しないでいきました。しかし、どうやら他の人の受験の感想を見ると、組み込み系の問題の方が安定しているようです。
逆に、今回は情報システム系の問題の方が難化していると言われています。
過去問を見てみても、遠隔治療や監視カメラなど、なかなか解いてみて興味深いものばかりです。金勘定や在庫管理のシステムより、よっぽど興味がひかれます。
午後1で論述の多い問題は避けるべし
そもそも、文章で答えを書かせるような問題は避けた方がいいように思われます。
私は問題文に書いてあることをそのまま答えに書くようにしたのですが、それだとひねりがなくて不合格になるそうです。じゃあ、どれだけ書いたらいいんだって感覚がまだつかめていなくて、論述の多い問題はリスクは高いと言えます。
あとは午前2もギリギリでした。
午前2は参考書じゃなくて過去問をやるべし
午前対策は、他の試験区分と一緒にまとめたような参考書を事前に解いていたのですが、多くが的外れだったように思われます。
むしろ、システムアーキテクトならシステムアーキテクトの過去の午前問題を解いた方がよいと思われます。そちらのほうが、再現率は確実に高いです。